伝統工法の移築
【 第6回 新民家部門 】

築62年の田の字型古民家です。一般の住宅でここまで浮須の欅材を構造材として使った古民家も少ないでしょう。この古民家を生かすのは移築しかないと思い今回に至りました。造作材の天井板から出書院まですべてを移築し、再現する所が苦労でした。内法も6尺(1820)まで嵩上げし現代人にも不自由なく過ごしてもらう事。また、伝統工法で現行の建築基準に合わせZEX基準もクリアーしました。冬暖かく夏涼しい家!理想の住宅!正に新民家の完成です。
建設地 | 滋賀県長浜市川道町 |
構造 | 伝統構法 |
階数 | 二階建て |
延床面積 | 236m2㎡ |
家族構成 | 30代夫婦と60代両親 |