自然の中で暮らすワンルームの家

【 第3回 新民家部門 】

自然の中で暮らすワンルームの家

”自然豊かな土地”を希望された施主様は、県立公園内の5段階に登る南北に長い土地を一目で気に入られて計画がスタートしました。また、”キッチンが中心のワンルームの家”も希望されていて、実現できるよう極力間仕切りをなくし計画しています。

5段それぞれの土地(ステージ)に合わせて建物の床高を設定し、各スペースから外部へのアクセスを可能にし、さらに各スペースを階段及びスキップフロアーで緩やかに連続させました。
壁下地には小舞竹えつり・土塗り壁等、日本建築の伝統的な工法を用いて構成し、仕上げの材料は地元の杉・桧の無垢材を用い、壁には漆喰を塗っています。
中央の枝付きの柱は施主自ら伐採に立ち会った思い出の木を使用しています。

建設地熊本県玉名市
構造在来工法
階数二階建て
延床面積181.33㎡
家族構成非公開
会社名