団地ハウス

【 第3回 新民家部門 】

団地ハウス

高度成長期に供給されたどこの都市にもある住宅団地、どこにでもある木造住宅のポテンシャルを引出す工夫をしました。
今回の改修のように外観デザインまでの提案をすることで新築同然の満足感が得らやすく費用対効果が高く、優先順位を協議して建替えからリノベーションへシフトした大きな要因になりました。
また、耐震性の補強だけでなく構造計画から検討して既存の間取りを大幅に変更しました。

LDKに面した東側の庭に3.6mの掃出し木製窓を設置して、生活な中に庭を取り込むプランニングを実現しました。
内装はシンプルなデザインの中に無垢の味を楽しめるものを選びました。
木製の引き戸と風景を取り込む開口部のデザイン。大胆に開口部を変更することで改修前には無かった風景が表れます。
「新築しか頭になかったのですが色々なアイディアを提案いただきとてもよかったです。間取りも変わったので生活感もだいぶ変って、料理の最中にハーブを摘みに行ってます。」
冬の寒さについて:「普段LDKにいますがエアコンをつける程度です。特に寒い日もエアコンで対応できました。それとホットカーペットを使っています。欲を言えば床暖房が欲しかったですね。」

建設地新潟県三条市
構造在来工法
階数二階建て
延床面積98.17㎡
家族構成60代夫婦
会社名