丹木の家
【 第8回古民家再築部門 】

令和元年秋に初めて丹木の家を見たとき、あまりの経年劣化が進み唖然とした思いを感じた。
部屋の床は一部抜け落ち、柱は歪み上を見上げた天井板が外れ、なんと空が見えていた。
屋根材の劣化も進み雨漏りは酷く、屋根の一部にブルーシートが張られている状態であった。
そしてこの建物を再生してもらいたいとの強いお施主様の希望があり、元年秋より設計に着手し令和2年1月に工事契約を交わし着工した。
極力古材を生かし再生してもらいたいとの希望があり、足固め・柱の一部・小屋材等は新規取り替えとした。
建設地 | 東京都八王子市丹木町 |
構造 | 伝統構法 |
階数 | 平屋 |
延床面積 | 87.85㎡ |
家族構成 | 非公開 |