先代の想いを未来へ残す

【 第8回古民家再築部門 】

先代の想いを未来へ残す

岐阜県瑞穂市でひっそりと佇む、大黒柱のある築80年の古民家。
離れに暮らすご家族が、先代が大切に残してきた大きな古民家で暮らし『先代の想いを受け継ぎ、未来へ残すこと』を決めた。

全国古民家再生協会による古民家再生総合調査。
伝統再築士による耐震改修工事を実施。
和室・玄関・リビング・キッチンに制震ダンパー、
玄関正面の大黒柱に耐震面格子を組込み意匠と耐震性を融合。
家族が安心して暮らせ、いつも家族を感じられる様な開放的なダイニングキッチンの吹抜。
先代が残してくれた木製建具、欄間、格・踏み天井など活かせる古材は活かし、重厚感のある丸太梁や大黒柱のホゾ穴やキズは歴史として現し古民家の趣を残す。
外壁・サッシ・水回りは一新。
断熱改修も行い、ご家族が安心して快適な生活が送れる空間・想いを未来へ残すことが出来た。
これからも先代の想いを大切に住み継がれていくであろう。

※写真は、施工(株)きららホーム 井上です。

建設地岐阜県瑞穂市
構造伝統構法
階数二階建て
延床面積267.76㎡
家族構成非公開