~凛とした佇まいで和モダンを愉しむ~ 二世帯のための古民家再生プロジェクト
【 第3回 古民家再築部門 】
築100年以上の老朽介した旧家を再生して住み継いでいきたい。
ご両親がお住まいの家に二世帯同居するために、昔の面影は出来るだけ残しつつ、「とにかく寒く、暗い」といった問題点を解消するためにリノベーションを希望されました。
大家族としての暖かい触れ合いもその時々で自由に選択できるような、「ちょうど良い距離の二世帯」をテーマにプランを提案。
南側の和室をつなげることで、広いリビングダイニングへ。大きな窓を設け、明るさと通風を確保しました。全体平面計画を見直し、玄関・DK・浴室等にあった大きな段差を解消。
「寒さ」対策としては、床と天井に断熱材を入れ、次世代省エネ基準の仕様規定で施工。
また、可能な限りの耐震壁を増築部分と合わせてバランス良く配置し耐震補強を行い、外観は地域の環境に合ったものに、内観は住まいやすいものとなりました。
白壁の納屋を増築して、建物全体の重厚感とバランスをとりました。 | |
大きな窓をつけた、明るく機能的なダイニングキッチン。 | |
古民家の架構の豪快さを魅せる吹抜けの玄関。 |
建設地 | 熊本県菊池市 |
構造 | 在来工法 |
階数 | 二階建て |
延床面積 | 324.44㎡ |
家族構成 | 40代夫婦と子ども3人、70代両親 |
会社名 |