しあわせの家

【 古民家再築部門 】

しあわせの家

「静かな環境で、子供たちが自然の創りだしたものに触れながら元気に明るく育ってほしい。」

そんな若いご夫婦の子供たちに対する温かい親心に共感し、
この 「しあわせの家」 を、設計施工させていただきました。

樹齢100年という、子供たちにとって自然界の大先輩である木々を、毎日肌に触れ、空気を感じ、香りを感じる。
この先も成長を続ける子供達には、この木々の良さをさらに後世に伝えてほしいと願います。

弊社が理念としている
「お客様と私たちのしあわせを実現するよりよい建物づくり」

このようなおうち造りを共に造り上げてくださったお客さまにはとても感謝いたしております。

大黒柱・差し鴨居・大梁には、地松の断面積の大きいものを使用し、迫力満点な新しい古民家のようになりました。
ダイニングテーブルは私たちの感謝のしるしとして、お客さまに新築祝いのプレゼントとさせていただきました。
素材のもつ質感を失わないためにも極力、塗装などは避け、素材そのものが発する香りや成分を長期に渡って感じることが出来るよう配慮しました。
照明器具には、白熱電球光の照明を用い、夜間は温かく柔らかな雰囲気になるようにしました。陰影がはっきりと出るので夜間の室内もとても良い空間となります。
弊社の倉庫で、6年間寝かせた樹齢100年の松梁。
そして、床・壁・天井には全て静岡県産材及び地元大井川流域材が使用されています。
地元の材料にこだわる理由は、その建物のある場所の環境に地元の素材が一番適していることと、地元の木材を使うことにより地域振興の一助を担っていることをお客さまにもご理解いただき、日本の建築文化の伝承のために活動しています。

建設地静岡県藤枝市
構造在来工法
階数二階建て
延床面積132.5㎡
家族構成30代夫婦と子供3人
会社名