築80年の古民家を暖かい住まいに再生
【 第2回 古民家再築部門受賞作 】

先祖代々受け継がれてきた築80年の住まいは、長い間手付かずで住める状態ではありませんでした。お施主様自身、そこでまた暮らしたいという思いと、古民家再生にも興味があった為、ご相談頂きました。
目的とご予算を伺った上で、和室を除いた建物の半分を住居スペースとして改修することにしました。柱や梁などの構造材はしっかりしていましたので、既存の柱を生かしながら補強を加え、水廻りを中心に現代的な間取りに変更しました。古民家の弱点である「寒さ」も徹底的な断熱改修を行い、窓はLow-E複層ガラスのサッシに交換。断熱性能を格段に高めました。
以前は囲炉裏と広い土間があった空間をLDKへと変更。天井は既存の造作をそのまま残し、古民家ならではの風格あるLDKに仕上げました。
建設地 | 福島県石川郡玉川村 |
構造 | 伝統構法 |
階数 | 二階建て |
延床面積 | 258.2㎡ |
家族構成 | 50代夫婦 |
会社名 |
[thankyou]