古民家SAISEI
【 第1回 受賞作 】

かやぶき屋根にトタン張り、最近ではめっきり少なくなった古民家住宅のフルリノベーション工事を行いました。
今まで手掛けてきたリノベーションのなかでも築250年に次いで2番目に古い築120年の古民家で、当初は建替えの予定でしたが、先祖代々受け継がれてきた建物への施主様の思い入れもあり、フルリノベーション工事をご提案し、採用いただきました。
伝統的な田の字の間取りに増築、増築を加え、74坪までに膨れ上がった建物を、本来の54坪の建物に減築し、構造躯体は若干の補修は施したのの大半を再利用し、不足分には古材を利用し
今まで小屋裏に隠れていた上下左右に曲がりくねった梁や先人たちの匠の技をあえてむき出しにする、吹き抜け天井にしたことで、解放感と伝統的な日本建築の良さがおりなす表情は
施主様の予想以上の仕上がりとなりました。
また、完成見学会を行いましたが、改めて古民家の良さ、古材の良さ、を実感され、古民家再生に共感されたお客様が多数いらっしゃいました。
建設地 | 福岡県みやま市瀬高町 |
構造 | 伝統構法 |
階数 | 平屋 |
延床面積 | 179.58㎡ |
家族構成 | 40代夫婦、お子様 3人 |
会社名 |
[thankyou]