Uターンリモートワークを望んだTVの無い築100年の古民家暮らし

【 第9回古民家再築部門 】

 

 

Uターンリモートワークを望んだTVの無い築100年の古民家暮らし

大正末期に建てられたこの古民家は、『いわゆる地域の旦那様』の邸宅。中古物件として販売されていたこの物件を購入し、東京では出来なかった憧れの古民家暮らしを求めてUターン定住を希望した。

3mを超える天井の高い居間は砂壁から漆喰塗りへ、床は畳から杉の無垢フロアへ改修した。奥座敷は畳の入れかと一部壁塗装のみとし、古き良きテイストをしっかりと残しながらリノベーション。
奥和室を仕事場とし、余計な造作を行わず、静かな時間が流れる集中できる空間に仕上げた。
リモートワークが可能となった時代に、東京から地元新潟にUターンし古民家物件を求めたお施主様。古き良き部分を残し、やり過ぎないこだわりの古民家再生で新たな暮らしを実現した。TVアンテナを撤去し、ラジオとインターネットで情報収取するスタイル。静かな古民家ライフと集中できる仕事場として更に永く生きる古民家に再生された。

建設地新潟県新潟市秋葉区柄目木
構造伝統構法
階数二階建て
延床面積232.86㎡
家族構成40代夫婦