千木テラス
【 第10回古民家再築部門 】

天照大神の岩隠れ神話の残る高千穂町の伝統的な古民家「千木の家」を移築再生し、宿泊施設「千木テラス」として生まれ変わりました。
もともとは高千穂町が推定120年の古民家を減築して、駅前に保存していたものです。
解体予定でしたが、町民の反対で保存先を探していたものを貰い受け、農林水産省の「農山漁村振興交付金」を利用し、移築先の新富町の厚意で、廃校になった「上新田(かみにゅうた)小学校」跡地へ移築、再生をさせていただきました。
新型コロナウィルスの影響などでオープンが遅れましたが、ようやくオープンすることが出来ました。
今後、敷地の周囲の庭も整備していく予定です。
ちなみに「千木」とは、神社の屋根にのみ特徴的にみられる屋根の両端で交叉させた部材で、現在では神社の聖性を象徴するものとなっていて、まさに神聖な古民家です。
建設地 | 宮崎県児湯郡新富町大字新田16416番地1(上新田小学校跡地) |
構造 | 伝統構法 |
階数 | 平屋 |
延床面積 | 85.31㎡ |
家族構成 | 宿泊施設 |