当たり前の家

【 第3回 新民家部門 】

当たり前の家

工業製品化した住宅があふれる現代では、
富山の風土・気候・自然に合わせた伝統的な「当たり前の家」を建てるのが難しくなっています。

N様邸の外壁は、自然塗料仕上国産杉の板張りです。
最近では総板張りの外観が珍しくなっており、その落ち着いた風格を持った姿が目を引きます。
年数が経つほどにより色や質感がなじんでいき、その様を味わえるのも工業系外壁とは違った板張りの面白さです。

屋根には日本瓦を使用。
100年以上の耐久性を持つ瓦と、長きに渡って強度が保たれる国産自然乾燥材を使用することで、
2代先・3代先の子や孫に受け継ぐことの出来る。
これこそが、かつての日本で当たり前だった住宅の姿なのです。

天井や梁は国産自然乾燥材の現し、壁は漆喰塗です。
構造材は、自社大工が、適材適所を考え一本一本手刻みしました。
家の骨格である骨組みが見えることは、住む方にとって想像以上の安心感があります。
木の香りや質感をより五感で感じられる、最幸の安らぎと癒しの空間です。

N様邸は、特別な家ではないのです。
なぜならこの建て方や仕様が、この地に受け継がれてきた「当たり前の家」だからです。

新しいのにどこか懐かしい。
日本人の心になじむ仕上がりとなりました。
各所に造作された無垢の家具。

無垢ならではの味わい・深みが増していく、世界に一つだけの家具です。
施主様ご家族、またその次の世代へと受け継がれ共に時を刻むことでしょう。
「子や孫にも残せる家を・・・」
その願いが叶えられたことに、非常にお喜びです。

建設地富山県射水市
構造在来工法
階数二階建て
延床面積135.92㎡
家族構成40代夫婦子供一人
会社名

 

[thankyou]